11年ほど前に大学の建築科を卒業した息子はメイクアップアーティストになり、ハリウッドで映画の仕事がしたいと、アメリカへ旅発った。
1年間を語学のため、ラスベガスで、3年半をロスアンゼルスで、専門学校でいわゆる特殊メイクを勉強した。
9.11のテロが発生し、更に就労ビザの取得が非常に厳しくなり、映画関係で自分の技術で生活することは非常に困難だと、たびたび電話で話すようになった。
4年以上一度も帰ってこなかったが、これ以上滞在するとコンピュータに不法滞在で登録されると、再入国が出来なくなる可能性が生じる。かも、という理由で帰国。米軍関係のバイトや現場作業のバイトでお金を貯めて、作品を作り写真を撮り、ファイルにして再度就職活動をするためアメリカに行った。
ただ、現実はそんなにあまいいものではなく、帰国した。
現在は多少できる英語をいかせる仕事についている。ただまだ創作意欲はおとろえず、時間が出来ると、自宅の工房で粘土で作品を作っている。手の感触を忘れないように、という。いろいろ作っている。
左の写真は、ラスベカスの学校で製作したものだそうである。左は隠れ家の一角に作った工房である。6坪程度の広さがある。
工房の中を紹介しましょう。写真が前後するかな?